中国語は関西弁
31.中国語は関西弁
最近この「中国語の勉強コツ」シリーズには文法を頑張れば、リスニングもうまくなる話をしていますね。実は同じようにリスニングを通して少し文法を伸ばす方 法もあります。 色々な考え方があるけど確かに文法を勉強するのよりリスニングの方が楽と感じる人もいますね。しかしリスニングといえば自動的に音が耳に入ることなので、 リスニングを頑張ろうとしても特に頑張り方がないのでリスニングに力を入れるといえばこれは中国語をリスニングする時間を増やす話だな。 それではどのようにリスニングが文法を伸ばすだろう? 突然話が変わるけど、私が大分前から日本語を勉強している。中国で受けた授業にしても留学先の東京で受けた授業にしても、テキストに出たのは必ず標準語だけだったので、自分が普通に使っている表現なども標準語。 友達の中で関西人もいます。関西人らしくて会う度に会話が盛り上がってたくさん話しをする。そして不思議な事に友達が使っている関西弁が耳に入りながら自 分が使っている表現もだんだん関西弁になる。 誰でもこれと似ている経験があると思います。方言じゃなくても友達や家族の中で流行っている表現やよくテレビで観るタレントの決めセリフなど、何回も何回 も聞いたら自分もいつのまにか思わずに使ってしまう。 それで中国語の話に戻ろう。中国語を聞いている時間、たとえば勉強用のCDや洋楽やドラマなどを増やせば同じ現象があるよ。正しい中国語の文法、表現、そして言 葉の並び方を何回も聞くと正しい中国語に聞き慣れて、自分の使っている中国語も少しその正しいようになっていくので、是非やってみて。