横浜の中国語教室

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中国語 勉強のコツ | 聞くだけで身につくは・・楽じゃない

聞くだけで身につくは・・楽じゃない


6. 聞くだけで身につくは・・楽じゃない 「中国語を学ばずに身につけたい」って言う人は少なくない。「聞くだけで身につく」とか、「母語は別に勉強や暗記しようなどしなくて覚えただろう?」とかもよく言われています。たしかに母語は勉強しなくてもできたものなので、同じように外国語ができるようなる道があったら魅力的でしょう。 しかし、母語は本当に苦労しなくてできたかどうか、もう一回考えてみましょう。 生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん喋れません。大体一歳ぐらいになると少しずつ単語一個ずつ使えるようになる。二歳になると簡単な文章を作れるようになるが、喋れようとしても親に通じないときもけっこうありますよね。 ということは、単語一言を使えるようになるには丸ごと一年かかってしまう。文章を作るには二年間。そしてこの遅いペースでも、周りの耳に入ったり自分から使おうとする言葉は無論全部その母語の言葉です。 赤ちゃんにはそんな忙しい生活はしていないのでこれでいいかもしれないが、今の自分でこんなに遅い進歩でもいいのかな?そして毎日仕事場でも、家でも、友達と会うときでも自分だけじゃなくて、周りの人も日本語をまったく使わずに、中国語しか使わないこと。この状況でいられたら、730日間が経つとやっと簡単な文章を作られる。 そしても一つのこと。赤ちゃんはたくさん泣くのはなぜだろう?そう、言葉を使えないからなんです。オムツが汚れても、お腹が空いても、疲れても、病気でも、泣くしかない。勉強しないで言葉を身につけるって、案外大変なことはけっこうあります。 たとえば自分が旅行中でお腹が空いてレストランでご飯を注文したいとか疲れてホテルの部屋をとりたいとかトイレが近くなって化粧室はどこにあると聞きたいなどの時に、困って泣くことにならないように中国語は勉強として頑張ろう。